当協会の活動に賛同し、ご支援いただける賛助会員(法人)を募集しています。詳しくはこちらを御覧ください
一般社団法人 日本まなび将棋普及協会 代表理事
女流棋士
高橋 和
“負けることをまなぶ”
みなさん、こんにちは。
一般社団法人 日本まなび将棋普及協会 代表理事の高橋和です。
私が将棋と出会ったのは7歳の時。その後14歳でプロの女流棋士となりました。私自身、将棋とともに成長し、人生における大切なことの多くは将棋を通して学んできたという強い思いがあります。
勝つ喜び、負ける悔しさ、自らの力で道を切り開く楽しさや礼儀作法など、現代社会で生活していく上で、とても大切なことが9×9のマスの中に、40個の駒の中にギュッと凝縮されているのです。
将棋をはじめてまず最初に教わるのが挨拶のしかた。「よろしくお願いします」から始まって、最後は対局しているどちらかが「負けました」と言って頭を下げます。どちらかが「負けました」と言わなければ対局が終了しない、それが将棋のルールでもあります。
現代社会において、「負けました」と頭を下げることを教えてくれる貴重な教育システムが将棋には内包されているのです。
さらに対局後、盤駒を片付けるのは勝っても負けても対局の上位者。勝負事ではありながら、勝って驕らず、負けてくさらず、相手を慮って礼を尽くすという将棋の精神は、私たちの心の中に大事なものを植え付けてくれます。
将棋は、人と人が真正面に向き合って行うゲームです。
情報が溢れ、コミュニケーションはメールやスマートフォンが主流となり、画面やモニター越しのエンターテイメントが人気を博す現代社会においては特に、人と人とが真正面に向き合ってコミュニケーションできる力は、重要視されるべきだと考えています。
将棋の基礎を学び、対局に至るまでの過程で得られる体験やコミュニケーションから、多くのことを学びとり、人間力の向上を目指します。
一般社団法人 日本まなび将棋普及協会 代表理事
女流棋士 高橋 和
当法人は、日本の伝統文化の一つである将棋を、子供の知育や高齢者の老化防止などに役立てる形で紹介し、将棋文化の継承とともに、より健全な社会づくりに寄与することを目的とし、その目的に資するため、次の事業を行う。
名 称 一般社団法人日本まなび将棋普及協会
設 立 平成27年5月25日
役 員 代表理事 高橋 和
理 事 渥美 雅之
理 事 中居 進
住 所 151-0051 東京都 渋谷区 千駄ヶ谷 4-23-5 JPR千駄ヶ谷ビル7F 株式会社エアサイド内
電話番号 03-6894-3650(株式会社エアサイド)